こじらせ雑記

三十路チビデブ独身無職子供部屋おじさんはこれから人生をどう歩むのか。 好きな事、思った事をコンプレックスに乗せて吐き出します。

沢山した合コンで何の結果も出せなかった過去を振り返る。

f:id:tyome_tyome:20200808191218p:plain

とにかくウケれば満足。

恋人や結婚などを諦めかけていた時、何とか一念発起してやり始めたは良いものの、
根本的に何か方向性を間違えていて本当に何も起こらずに活動は休止に入った。

一念発起した話はこちらから。

tyome-tyome.hatenablog.com


ひとまず開催する事が大事だと、地元の仲間がそれぞれ幹事になり定期的に開催されていた。
あの頃地元では一ヶ月に一回以上必ずあった気がする。

そして混合バレーボールの練習試合で知り合ったとても面白い人と意気投合し、ありがたい事に頻繁に合コンに誘われるようになった。

そんな彼は今日インスタで結婚報告をしていた。おめでとう。

 

結論から先に述べるが、僕が合コンで何の成果もあげられなかったのは


「自分のことしか考えてなかったから」


だと思う。

 

自分の良い所はなんだろうと考えた時に、とにかくその場を盛り上げて笑わすことに徹しようと思った。
なんか良い風に書いてしまった。


正確には「とにかくウケれば満足」みたいな完全に間違った方向にシフトしてしまったせいではないかと思っている。

今思うとなんでそんなに舞台に上がる芸人みたいなストイックさで合コンに望んでいたのかさっぱりわからないのだが、当時は「とにかくウケたろう」と意気込み会場に向かっていた。

 

人生初の合コンで調子に乗る。

人生初めての合コンでなまじウケてしまったのも良くなかったと思う。
その合コンは土曜日開催だったのだが、不幸なことに休日出勤日と重なってしまった。


定時ダッシュすればギリ間に合う時間だったため、その日はめちゃめちゃ集中して仕事に望んだ。
同僚や社長にも「すいやせん今日自分、合コンなんで!(テヘッ!」と朝からしきりにアピールしていたし、まあまず定時に退勤できると思っていた。しかしよく考えたらそんな職場ではなかった。
この職場特有のジンクスが発動する。
「イベント前に必ず仕事が忙しくなる」というジンクスが。
スノボ旅行前日に夜中の3時まで会社にいた話はこちらから。

tyome-tyome.hatenablog.com


17時定時なのに16時の時点で1時間じゃ絶対に終わらない仕事を振られた。
鬼か?少子高齢化が叫ばれている世の中で必死に活動しようとしている若者を応援しようという気はないのか?

心のなかで罵詈雑言を叫びながら加工速度を200%にして表面の仕上がりなぞ全く気にせずエンドミルをブン回した。

 

仕上げを同僚に任せ飛び出るように会社を出ようとすると、仲の良い営業さんが駅まで送っていってくれると言ってくれた。
僕は昔からいい会社には恵まれなかったが、良い同僚には多く恵まれたと思う。

 

合コン会場への到着時間は開始から1時間後くらいの予想だった。
急いで家に戻り高速でシャワーを浴び、身なりを整えてすぐに向かった。


幼馴染である幹事は、女性の扱いに長けていて面白い。1時間のロスは非常に痛手だと思った。
完全に会場が出来上がっている可能性が高い。
そこに1時間遅れで参加し空気に溶け込むには、何か特別なインパクトがないと厳しい。

そう思った僕は、会場すぐ近くにあるコンビニでビール缶を購入し、バックに忍ばせた。
席に案内されてすぐに乾杯するためだ。

 

店員に予約名を告げ、席に案内されている間にバックからビールを取り出し、
席に通された瞬間プシュッと封を開け、

 

「かんぱーい!!!!」

 


と叫ぶ。

ノリと勢いでウケてくれた。その一時間遅れを完全に取り戻したと思った。
後で聞いた話だが、その乾杯があるまでお葬式のような空気だったのだという。
まあ何にせよ、盛り上がってよかったと思った。

 

その後も朝まで盛り上がった。終始ウケはしたものの、まあ特にその後は何もなかった。
連絡を取ろうともしなかった。
ウケた事で何か大きな仕事を終えたような爽快な感覚だった。
多分、この時から方向性が間違っていたのだと思う。またウケたいと思ってしまった。

 

その後の合コンもある程度はウケたりはするものの、LINEをしても5通以上継続することはなかった(笑)

そうしているうちに周りには彼女が出来始め、自分自身もどこか虚しくなり合コン活発活動は休止状態に入った。

 

 

自分の事しか考えていなかった事に気付いた。

ブログを始めた頃から読んでいるMB氏の本にこんな一節があった。

MB氏が人見知りを克服するために、ナンパ師に教えを乞うた時に気付いた事だという。

 

特別モテない理由を「見た目のせい、性格のせい、気質のせい」にしていましたが、
私がモテないのは私のせいだったのです。

 

MB氏が教わったナンパ師さんはとにかく「相手の女の子のため」を意識していたのだという。
自分が愛されたいのなら他人を愛そうと気付いたのだそうだ。
これはビジネスに於いても同じことが言えるという。

 

これを読んだ時ハッと気がついた。
合コンに参加する度、自分が気持ちよくなるためだけにウケを狙いにいっていたなあと。
だからある程度ウケてしまえばそこで満足してしまう。
笑わせようと相手の事を思っていた部分もあったのかもしれないが、結局は自分の独りよがりな行動だったと思う。

 

 「自分のことしか考えてなかったから」結局何の成果もあげられなかったのだろう。

素の自分なら本来得意な分野であるはずなのに、恋愛に関しては拗らせが影響しているのか本当に不得意であると思う。

 

誰とでも意識することなくフラットに接せられるような人になりたい。

 

 

初めてお越しいただいた方、ここまでお読みくださりありがとうございます。
そして僕はこんな人間です。

是非この記事もお読みいただけたら嬉しいです。

tyome-tyome.hatenablog.com