こじらせ雑記

三十路チビデブ独身無職子供部屋おじさんはこれから人生をどう歩むのか。 好きな事、思った事をコンプレックスに乗せて吐き出します。

実家が無くなる。~「無職子供部屋おじさん」から「住所不定無職おじさん」へ~

 

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33歳無職子供部屋おじさんという肩書き、
いよいよ改名しなければならないかもしれない。

 

実家が無くなりそう。

今年始めから実家が売りに出されていた。

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母が「余生は地元福島で過ごしたい」と数年前からしきりに言っており、コロナやらなんやらで伸びに伸びていた移住計画だった。


しかし今週初めに内見に来た方の我が家の印象がとても良かったらしく、どうやら売買が成立しそうなのだという。


まあ前も同じような事言って結局決まらなかった事もあったので100%ではないにしろ、確かに内見に来た方はとても気に入っている様子だった。
内見に来た気の優しそうなシャキシャキしたおじさんは、なにやら10人の大家族の大黒柱であるらしい。
うまく言葉では言い表せないが、なんか凄いなと思った。

 

迫るリミット

今日は3回目の雇用保険認定日だった。
普通なら何かしらの就活実績がなければいけないのだが、緊急事態宣言が発令されて以降、「コロナの影響」と一言添えれば活動は免除されている。
それにかこつけ毎日公園行ったりカフェに行ったりBBQしたりフェスに行ったりしてブログを綴りながら自分探し(笑)をしている訳だが、この生活にもタイムリミットがある。

最後の雇用保険認定日は9/2。そこで雇用保険は終了だ。
それに加え、今月中に売買が成立したら遅くとも9月中には家を出なければならないだろう。
一ヶ月とちょっと先には「無職子供部屋おじさん」から「住所不定無職浮浪者おじさん」への未来が待ち構えているのだ。
流石にそれはヤバい。


一ヶ月半続けているこのブログはとても嬉しい事に、だんだんと登録していただいた読者も増えてきてブログのお引っ越し作業が悩ましくなってきた。
これこのままはてなブログで続けてても良いのではないか…?
ありがたいことにブログ運営も悩みのタネのひとつだ。


子供部屋おじさんは、実家が好き。

両親から、というか主に母から移住計画を聞かされた時はちょっとショックだった。
こういう大事な話の時、父は自分の意見をはっきり言わないで黙っている。
未だに父の嫌いなところの一つだ。

 

別に両親が祖母のいる福島に行くのは全然良い。むしろばーちゃんは喜んでくれると思う。
同居している叔父さん叔母さんも介護疲れが無いわけではないらしい。母はその手伝いもしたいのだという。
うん、良いんじゃないかな。それは。素晴らしいと思う。

 

しかし僕にとっては小さい頃から生まれ育った家が、無くなる。
いや無くなりはしないが、他人の家になる。
これの方がショックだった。

 

僕は天下のトヨタさんにカテゴリ分けされると、多分「マイルドヤンキー」層になるのだと思う。

 

www.excite.co.jp


地元が好きで、地元の友達とつるむ。
もちろん他にも素敵なコミュニティに所属しているが、生活拠点であり他人に誇れる生地だ。

 

両親に尋ねた。

 

「母さんは福島で、父さんは青森で育って、大人になって縁もゆかりもない相模原に来たかもしんないけど、
俺は相模原で生まれて相模原で育ってんのよ。ここは俺の地元だし実家なんだよ。え、実家無くなんの?
二人は40年以上住んだこの相模原とこの家には愛着ないの?」

 

父母「う~ん、ないなあ。」


そうかよ。じゃあしょうがねえ。
この言葉を聞いて、何故かすんなり受け入れられた。
あ、そうだったんだ。別にそんなに思い入れないんだ。

思い返せば昔からそうだった。
中学から高校まで大切に使っていたお気に入りのバッグを「汚かったから」と勝手に捨てられたりしたし、モノや思い出なんかに執着しない人達だった。
この時は中高の部活の思い出が蘇り、泣いた。
母からは特に謝罪などはなかった。覚えてもいないだろう。

 

母「じゃあお前、この家2000万で買う?」
僕「無理」
母「でしょ?じゃあさっさと出てく準備整えなさいよ」
僕「おう…」


社会問題化してきている「子供部屋おじさん」だが、当の本人から言わせていただくと、実家が好きだ。

20年も住んでいる家だもの。住みよい。
家が無くなると聞いて、尚更思った。この家好きなんだわ。
豊島区の東長崎から意気消沈して戻ってきた僕を変わらず迎え入れてくれた家が、
今となってはとても有り難かったと思える。

実家が好き。地元が好き。
これが子供部屋おじさん問題の根幹の要因の一つであると思う。


自身の変化

しかし現実は現実で、近いうち家がなくなる。
何も考えず、気付いたらスマホで求人検索をしていた。今度は条件を変えて。

先日の記事の知人に、「ルート営業は絶対向いてると思う。」と言ってもらった。

 

tyome-tyome.hatenablog.com


今まで検索したことのなかったカテゴリ、ワード。
一覧を眺めると、


あ、これ俺に合ってる。今までの経験活かせる。
選考で作文あり?チャンスじゃん。
この仕事内容でこの月給?貰いすぎじゃね…。
三鷹だ。受かったらどんな生活ができるかな。
ブログも続けられそうな仕事だな。
ブログでやってきたことが活かせそうな仕事だな。


数ヶ月前とは全く異なる自分がそこにいた。
今の自分ならどこででも何でもやれそうな気すらする。


そう思える自分と、本当にやりたいことなのか?と問いかける自分。

 

雇用保険認定の長過ぎる待ち時間はいつもMB氏の本を読む。

 

社会にメリットを与えられる人間は大成する。

 

そんな生き方に憧れる。


憧れは憧れのままにしたほうがいいのだろうか。

それとも今からでも追い求められるのだろうか。

自分は何を優先して生きていきたいのだろうか。

 

家が無くなる可能性がかなり現実味を帯びてきて、焦りが出てきた。
この時間をムダにしないよう、悩みまくろうと思う。

 

 

初めてお越しいただいた方、ここまでお読みくださりありがとうございます。
そして僕はこんな人間です。

是非この記事もお読みいただけたら嬉しいです。

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