【Nizi Project】覚醒したマユカと、頑張れなかったモモカ。
マユカ覚醒。
NiziProjectを最後まで観終えた。
デビューできた9人、素直におめでとうと言いたい。
これでやっと心置きなく「Make you happy」のMVを観ることができた。
これ観てる人たち、この子たちと同年代以外の大人はみんな親のような気持ちで観てるのだろう。
よくぞここまで成長したと。
2シーズン目、特に印象に残った回は「マユカ覚醒回」と言われているミッション3、チーム戦の”2K5”のパフォーマンスだ。
↓動画、9:43~
歌い出しと同時に曲が流れ、心臓の鼓動を思わせるような振り付けに合わせ、センターに佇むマユカが鋭い視線を向ける。
パート1でマコのダンスをこんな表情で見ていた子と同一人物とはとても思えない。
衣装やメイクの違いももちろんあるけど、数ヶ月で人ってこんなに変わるかよ?
はっきりと聞き取りやすい発声でラップをしながら、曲のコンセプト通りの哀愁と怒りの混じった表情を浮かべる。
パクさんは冒頭から驚き目を細め、面を食らっている様子だ。
その後のマユカはダンスの動作一つひとつがとても大きくそしてキレがあり、何より自信に満ち溢れ力強くたくましく見える。
パフォーマンスが終わり、パクさんはマユカを絶賛する。
優しい性格のせいか、どの曲でも優しそうに見えてしまうのがもどかしかった。
今回はエースのマコを抑え、チームトップの歌だったと評する。
歌とダンスがパワフルでカラフルでした。
歌詞に合った表情をしていた。
パクさんはマユカに問いかける。
どうしてそんなダンスが踊れるようになったのですか?
この問いかけに対して、マユカは迷わずはっきりスラスラと答える。
1ヶ月の筋トレと、パクさんの指導、力を入れるポイントを意識して練習してきた結果だと思います。
これは自分自身が何故結果を出せたのかよく理解しているのだと思う。
どうしたらいいパフォーマンスができるのか自身で考え、実践してきたからこそ自信を持って披露する事が出来た。
だからこそパクさんの質問に対し、スラスラとはっきり受け答えが出来たのだろう。
モモカは何故「頑張れなかった」?
このマユカ覚醒回は何回も見返しているが、見る度にある疑問が浮かび上がってくる。
なぜモモカは「頑張れなかった」のか?
この回で彼女は2回目の最下位になり、規定により選抜から脱落する。
脱落してしまった理由は素人目でもわかった。
マコやマユカはもちろん、実力がだいぶ下のアヤカでさえ表情を作り込み、スピード感とキレのあるダンスで必死にパフォーマンスをしているのが見てわかる。
しかしモモカは、明らかに指定の振り付けを「こなしている」だけのように見える。
特に顕著なのはこの2シーンだ。
マコ、マユカに比べ、モモカは同じ拍で彼女たちと同位置まで足を上げられていない。
同じ音楽の拍でここまでの違いが出せるのは、彼女たちの筋力差によるところだろう。
1秒にも満たないコンマ数秒間で大きい動作を繰り出すにはスピードがいる。
そのスピードを出すためには、相応の体幹と筋力が必要になる。
事実マユカは筋トレの成果でダンスに大きな変化をもたらすことが出来たとパクさんに証明できたし、それを自身でも自覚している。
日々の努力の積み重ねが、2~3ヶ月という短い期間でも大きな違いが出てくるということをわかりやすく示してくれたように思う。
そうするとやはり、パクさんも言うように同じチームメイトが変化していく様子をモモカはわかっていたはずだ。
パクさんはモモカに対して、
「東京予選の時はマユカとアヤカ2人ともモモカより実力は下だった。」
と評する。
モモカは何を思っていたのだろうか。本編では彼女の尺はほとんどなく、推測することすら難しい。
ネットでも結構探し回ったが、本人は直接インタビューなどには答えていないし、番組終了後に開設されたというSNSのアカウントにも選抜を振り返るような投稿はない。
パクさんに才能を見いだされながらも、NiziUのメンバーという未来を掴むことは叶わなかったモモカ。
最終回、合格者たちよりも先に脱落したメンバーに対して「これからもっと頑張ってください」と声を掛けていたパクさん。
彼女はまだ若干15歳。その芽がいつか花咲く日は来るだろうか。
いつか何かしらの形で脱落したメンバー達が再び見られる日が来る事を願う。
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