こじらせ雑記

三十路チビデブ独身無職子供部屋おじさんはこれから人生をどう歩むのか。 好きな事、思った事をコンプレックスに乗せて吐き出します。

【Nizi Project】J.Y.Parkさんに大切な事を教わりながらマコのパフォーマンスに泣く。

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しんどい。

虹プロを見るのがしんどい。精神力がもたない。
彼女たちが輝きすぎてて眩しい。彼女たちが羨ましい。
この年頃でこんな苦悩や葛藤があって成長しているところをまざまざと見せつけられる。
俺は今まで何をやってきたんだろう。そして今何をやってるんだろうと。

 

俺ミイヒさんあまり好きじゃないんだけどもうさ、イチローじゃん?
心構えとかストイックさとか客観視の仕方とか。リトルイチローだと思うんですよね。

 

夢も希望も持ってて、更に自分の実力もわかってて、その上で何をしたらいいか考えて努力ができるやべえ奴らなんだよ彼女たちは。
興奮して語気が荒くなりました。

 

友人から虹プロを早く見ろというありがたい催促をいただいたり、
僕の記事を見て虹プロを見始めたとわざわざ連絡をくれた友人もおり、
これもやはり一度関わったからには最後まで向き合わなければいけないと思い今回第4話を視聴するに至りました。

 

そんな訳で第4話です。
合宿トレーニング2日目の続きです。
この回の大半は全てマコさんへの伏線です。
それくらい彼女のパフォーマンスが凄すぎた。

 

この回、パクさんはとにかくダンスの粗を探りまくり、そして容赦なく酷評する。
1次審査は良い所を見つけて選んだが、この合宿期間中は問題点を見つけて落ちしていくことになると言う。

 

ユナ

日韓ハーフ。
韓国ドラマで「主人公のライバルでめちゃ性格が悪い同級生」みたいな憎たらしい見た目してるけど、正直こういう韓国人らしい顔つきの子は結構好きです。

 

一次審査で関節の動きが硬いと指摘された彼女に対して、パクさんはそれを覚えているか、練習してきたか問う。そしてこう続けた。

 

「練習したことを考えながらやるのはダメ、練習したことが自然と出てくるようにしなければいけません」

 

それに対してユナは笑顔で「はい」と答える。
全く怯まない。勝ち気すぎる。どんだけ自信があるんだ。
普通なら、というか僕なら「いやーどうっすかねえ(笑)ヘヘッ…。」とか言って
こいつ本当にやってきたのか?とか思われそう。

パフォーマンスには一定の評価をしながらも、

 

「楽にしてほしい。切迫して見える。貴女自身のキャラクターが見えない。」

 

彼女の表情もダンスも、全て作り物でナチュラルに見えないのが短所だと言う。

 

こういう一言、本当に勉強になる。
一緒にされちゃ本人は困るだろうが、こうやって文字を起こして人様にお見せするという行為に於いて、表現者という括りの中では共通することだと思う。
取り繕ってカッコつけようとすると良い文章にならない。
自分で読んでてつまらないと思う。
だんだんとできるようになればなるほど、なんとなくでそれなりに完成されている文が作れそうになってしまう時がある。
今までの積み重ねを信じて、楽に自分を表現してみなさいと教えてくれているのだ。
あーパクさん。ありがとうございます。努力続けます。


アヤカ

一次審査で「9年間ダンスをしてきてそのレベルという事は練習を全くしてきていないという事」
と、なかなかのハードパンチを容赦なくぶつけられていた。
しかし今回の合宿では、「まだまだ実力は全然足りないが、前回より格段に良くなっている」
と言い、その努力と成長に満面の笑みを浮かべ、こう続けた。

 

「自然体の魅力が、本当に人を惹きつける。」

 

 

名言きました。パクさん、ありがとうございます!

 


リリア

一次審査では、体重を指摘された。自身の動きが体重に引っ張られて上手く動けていないと言う。
この子、他の子が踊っている時なかなかキツイ顔をしている。千鳥ノブがいたら親族殺されたんかとかツッコミしそうなくらいの鬼気迫る表情をしている。
ものすごく負けず嫌いなのだろう。正直怖い。申し訳ないが、一緒に仕事したくないタイプだ。
一次選考から合宿までの間が一ヶ月程あったらしいが、その間に3~4kg絞ってきたという。
スピードとキレのあるパフォーマンスで、ダンスのキューブを獲得した。
パクさんはまだまだ絞り足りないと言いながらも、体重・体型管理の大切さとその難しさを説く。

 

「ダンスを本当に上手く踊りたいなら、体重管理せざるを得ない。」

 

これも刺さった。
ブログを本気でやっていきたいのなら、文を書く事以外にもやるべきことがあるだろう。
そう言われているような気がした。
正直かなりモチベーションが上がった。
パクさん。ありがとうございます!


リオ

顔が好みです。
パクさんの彼女へ向けた言葉も凄く良かった。
選考者が皆JYPエンターテイメント(パクさんの事務所)所属アーティストの曲の振り付けをする中、彼女は絶対に他人と被らないであろうという理由からHIPHOPの曲を選ぶ。
もちろんJYP所属歌手の曲ではない。


ダンス自体は素人目に見てもとにかく上手い。あーこれキューブ獲得したかなーと思った。
しかしパクさんは残念そうな表情を浮かべながら話す。

 

ダンスは確かに上手い。しかしダンサーのダンス。歌手はダンサーに見えてはいけない。
ダンサーと歌手は全く別の職業です。僕と心を通わせようとしていない。
見る人を説得しようとする努力も見えない。自分が上手に踊ることだけを考えている。
これはダンスコンテストではない。見てくれている人のために踊るべき。

 

こりゃー刺さったね。
正直今自分が結構悩んでいるところだ。
マーケティング用語で「ペルソナ」という言葉がある。
最近覚えた。つい3日前くらい。

 

ペルソナ(persona)とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティング関連において活用される概念です。

実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。

ferret-plus.com

 

パクさんはリオに、「この場合、審査する私のために踊るべきです。」とまで言った。
間違いないと思う。


僕は未だにこのペルソナをひとつに定められていない。
誰に対しての記事なのか?しばらく悩みは尽きないと思うが、これからも毎記事常に意識してやっていきたい。

もし何かの記事が良いなと思ってくれたのなら、それはきっと僕があなたをペルソナにして記事を書いているときだと思う。
パクさん。ありがとうございます!

 

アカリ

一次審査では天然の明るさを買われ通過した彼女だったが、慢性扁桃炎で準備期間である1ヶ月間ほぼ入院していたという。
しかし何故かその事をパクさんに話さない。パフォーマンス前から不安の表情を浮かべる。
僕はこの時点でもう泣きそうだった。ダンスは案の定よろしくない。
持ち前の明るさも消えている。
そしてパクさんに一ヶ月間何をしていたのかと酷評され、ひどく失望される。
それでも彼女は病気のことを言わない。
自身の体調管理不足によって入院してしまったのだから、敢えて言うことではないと思ったと口にする彼女。
いやいや慢性扁桃炎なんて体調関係ないって多分!!僕こんなに不摂生なのになったことないよ!!
あまりの酷評にスタッフから彼女が入院していたことを知らされるパクさん。
するといつもの穏やかな表情を浮かべ彼女にささやく。
「正直に言ってくれたら僕も誤解しなかったのに。」
その言葉を聞き安心したのか泣き崩れるアカリ。僕も泣いた。強い子だよアンタ。

パクさん。ありがとうございます!

 

今回の主人公マコ

そしてついに来ました今回の大トリで主役のマコ。
彼女は一次審査の時、あーすごいないっぱい練習してきたんだなと思いながらも
あまり好みではなかったので刺さらなかった。


今回はとにかくすごい。彼女の事でノート1ページ埋まってしまった。
彼女はJYP所属の2PMという男性グループの曲を選んだ。

 

youtu.be

 

JYP練習生としてビックリされるようなパフォーマンスを見せたい。
普段はおっとりしているが、ダンスで変身する姿を見てほしい。

そう言う彼女は、髪を切り、ボーイズを意識してかオープングローブ、ワークパンツにブーツというこの男らしい曲にかなりビジュアルを合わせてきている。
これもうペルソナの設定とそのペルソナに対して何をしたらいいのか完全にわかっててやってるでしょこの子。恐ろしい子

 

パクさんに「女性が男性グループのダンスを踊るのは簡単ではないですよ」言われながらも、彼女は自信満々の表情を浮かべパフォーマンスに移る。

 

youtu.be

 

これはもう本当に圧巻。是非↑の動画18:45~観てほしい。

スピードとキレのある男らしい動き。
かと思いきや女性らしいしなやかな動きとセクシーな表情がより一層互いを際立たせる。
緩急がすごい。そして本家2PMの「I'll be back」という曲をより自分のモノにしようと、昇華させようとしている。
ダンスを通して変身する姿を見てほしい、何より自分を見てほしいという思いがとにかく伝わるような一挙手一投足だ。


「オーディションのダンスを見て涙が出たのは初めてだと思います。」
と、光悦した表情で話すパクさん。僕もです。

「すごく感動的だな…。」と言葉を詰まらせる。
この回でパクさんが今までの子たちに伝えてきた事。

 

自然体を見せるということ。
体調、体型、体重、自身の管理のこと。
誰のために踊るのかということ。

 

「歌手になる準備が全て出来ています。」
その全てが彼女に兼ね備わっていた。

パクさんは「ここまで一生懸命になれる最大の動機はなんですか?」
と問いかける。

「人前で踊る達成感を味わうため」
だという。もう感動した。
それだけ!!?それだけでここまで頑張れんの!!?
僕はこの一言で初心に返る事の大切さを伝えてくれているように感じた。
ありがとうマコ。

そしてパクさん。ありがとうございます!

 疲れました!!

 

振り返る

いやーもう一話で二度泣くし名言飛びまくるしそのせいで記事は長くなるわで大変なのよ虹プロ。
そして今日で30記事目、明日でちょうど一ヶ月になります。

なにかとても大切なことを色々思い出させてくれた、自分にとってはとても思い出になりそうな回でした。
明日は一ヶ月間の成果を振り返りたいと思います。

 

 

今日はかなり長くなってしまいましたが、ここまでお読みくださりありがとうございます。そして初めてお越しいただいた方、僕はこんな人間です。

是非この記事もお読みいただけたら嬉しいです。

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