こじらせ雑記

三十路チビデブ独身無職子供部屋おじさんはこれから人生をどう歩むのか。 好きな事、思った事をコンプレックスに乗せて吐き出します。

33歳無職子供部屋おじさん、メダカを飼う。

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毎日更新していたブログだったが、日付を超えてしまった。
まあ、仕方ない。僕の今日は僕が起きているまで今日だ。
多分こういう開き直りも大事だと自分に言い聞かせる。
でもなるべく一日1記事しっかり上げたい。

そして今さっき知ったのだが、更新できていなくても結構アクセスされている事に驚いた。
過去の記事を読みに来てくださった方が結構いるという事は、更新していない日がなければわからない事だった。

怪我の功名とでも言うのだろうか、なんだか凄く大きな収穫だ。

 

生き物を飼う

今日はメダカさんを受け入れる準備をしていた。
友人からメダカを引き取ってくれないかという話は前からいただいていた。
今日はその友人と会う機会があったので、自分でも飼えるかどうか話を聞いた。

僕は今までの人生で生き物を飼ったことがない。自分から飼おうと思ったこともない。
部屋は常に汚いしズボラなので他の生物の命を預かるなんて到底できない。
責任を負いたくない。死なせてしまったら自分のせいだ。

 

漫画「銀の匙」でも主人公の八軒勇吾は食用の豚に「豚丼」という名前をつけて育ててしまう。
食肉になるとわかっているのに。

 

 noteを知るキッカケとなった島田彩さんも育てた動物を食べたことがないからと、生きたサワガニをスーパーで買い育て始める。食べるために。

note.com

 

結果は、やはり皆悲しい気持ちになる。

僕は飼ったこともないしそんな気持ちになったこともないからわからないが、皆口を揃えて言うのだからきっとそうなんだろう。

 

小学校で豚を大切に育てて生徒に食べさせる授業のドキュメンタリーが話題になったことあったが、なかなかキツイことさせるなあと思った。

余談だがハナコのコント「食育」はめちゃ面白い。

youtu.be

 

そんな悲しい思いをするくらいなら最初から飼わなければいい。

今まではそう思っていたが、島田さんのサワガニの話を読み、一度「生」というものに向き合ってみるのもいいかも知れないと思い、メダカを飼う決心をした。
いやメダカは食べないけどね?

 

悪い癖、ググり過ぎ。

早速友人と鉢を買いに行った。前職場のすぐ近く、ダルトン武蔵村山店。

ここは別に生き物屋さんではない。雑貨屋さん。
色んな植木鉢があったが、口が広くメダカをよく観察できそうな植木鉢を2,900円で購入した。
友人も口が広いほうが水草光合成しやすいからと賛成してくれた。

 

鉢を購入し一緒に食事をした後、友人宅へメダカを引き取りに向かう。

友人がメダカをすくいに行っている間、車内でビオトープについてググり飼い方を調べる。

 

土は入れたほうがいいのか、入れないほうがいいのか、入れるとしたら土はどんな土がいいのか、水草は何がいいのか、藻はたくさん増えてしまうのだろうか、どうやって除去すればいいのか、藻が増えないようにするにはどうすればいいのか、なるほど、ヌマエビを共生させると藻は増えないのか。

 

悪い癖が発症した。まだ飼ってすらいないのだ。

何か問題が起きたら都度対応すればいい。まずはメダカが生き延びられる準備を進めるべきだ。しかしとりあえず水草はしっかり貰っておいたほうがいいと思い、買ったばかりの鉢を持って友人宅へ向かう。

ちょうどメダカをすくい終えた友人が家から出てきた。プラカップの中に5匹のメダカと、小さな水草が入っていた。

水草はあっという間に増えてしまうそうだ。代わりに赤土を鉢に入れてもらった。

 

 

メダカかわいい

メダカの赤ちゃん用の餌ももらい、5匹のメダカを預かる。

僕のメダカ。僕の一存で生死が決まるメダカ。

いや、ビオトープは小さな生態系が形成されるから環境が整えば放置してても勝手に生き永らえるらしいのだが。

とにかく、小さな命を預かった。

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同じ時期に生まれたというのに、大きいのもいれば本当に小さいのもいる。

思わず笑みが溢れてしまった。じっくり観察して、名前をつけてやろう。

もう里親気分である。

車内でメダカが溢れないよう、コップを握りしめ続けながら帰路に着いた。

 

 家に着くなり、すぐメダカが入ったコップに着いていた穴の空いたラップを剥がす。

そして鉢に水道水の量を測りながら入れていく。

メダカ一匹当たり1リットルの水が必要なのだそうだ。

なんとか5リッター入ってくれえと願いながら水を注ぐ。

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ギリギリ5リットル入った。あぶねえ。
こんな風にちゃんと入るか確認せずに買うところがズボラ。

1~2日放置してカルキ抜きをして、メダカを受け入れる準備を整える。

 

うーん、ワクワクが止まらない(笑)

早くカルキ抜けてくれ。メダカさん達は狭いコップの中できっとストレスが溜まっているだろう。

 

しかし初めてアジ釣りをしにいって元気に弾けるアジを見た時は「美味しそう」以外の感情は沸かなかったのに、食べれはしないものの同じ魚類を飼うとなったらこの心境の変化はなんなんだろう。

本当に人間は勝手な生き物だ。まあ、その辺含め「命を預かる」とか「生」とか、もう一度よく考え直せたらいいと思う。

 

メダカを飼う。

また新しい事始めました。

 

 

初めてお越しいただいた方、ここまでお読みくださりありがとうございます。
そして僕はこんな人間です。

是非この記事もお読みいただけたら嬉しいです。

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