こじらせ雑記

三十路チビデブ独身無職子供部屋おじさんはこれから人生をどう歩むのか。 好きな事、思った事をコンプレックスに乗せて吐き出します。

コロナ禍のフェス「ライブフォレスト」に行ってきた。

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人生初のフェス

てなわけで本日人生初めてのフェス、ライブフォレストに行ってきた。

www.earth-garden.jp


場所は東京都あきる野市

shizenjin-mura.com
武蔵五日市駅前のコインパーキングに車を停め、徒歩25分のハイキングをした。
公式HPの案内だと徒歩20分とあるが、上り坂の勾配がえげつない。ただの山登り。
ブラック企業の社員研修思い出した。素直にタクシーに乗ったほうがいい。

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けど一人だし、拗らせてる僕にとっては歩きながら考え事をする時間がとても楽しいので、汗まみれになりながらもすぐに会場に着いてしまった。

 

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受付のすぐ横にサブ会場があったが、メイン会場が急勾配の坂の下なので、一回下ってしまうとなかなか上まで上がろうという気にはなれなかった。ごめんなさい。

 

メイン会場!

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開場したばかりということもあり、着席している人はまばらだった。

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ソーシャルディスタンスを保ち、一定の間隔ごとに並べられた折りたたみ椅子。

皆さんルール通り飲食時以外はしっかりマスクをしていた。

 

グループで来ているような雰囲気の人は見当たらなかった。

多くても4人グループとか?2人組とソロがほとんどだったような気がする。

話をしている人の方が少ない感じだった。なんだか不思議。

 

フェス童貞、怯える。

DJタイムが終わり、ちょっとしてからMichael Kanekoさんのライブが早速始まった。

始まるやいなや、最前列正面に座っている方のテンションの上がり具合にビックリした。

え、始まったばっかりなのにそんなに飲んでんの?とフェス童貞としてはかなり怯えた。

しかしよく見るとその御方達のドリンクホルダーにはお酒らしきものは入っていない。

もしやこれが「ナチュラルハイ」ってやつかと、なんだかカルチャーショックだった。

始まってすぐにスタッフに何やら声掛けをされていていたのが印象的だった。

 

酔い過ぎ禁止!というPOPが会場内に貼られていたが、飲んでもいないのにあそこまで上がれるフェス民、怖ろしすぎる。

 

そんな事を考えながら小気味いい曲に座りながらも身体を揺らす。

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ふと空を見上げると、雲が多いながらも時より青空が覗いてくれてとてもいい気分になった。

 

途中アップテンポなダンスナンバーが掛かる。

マイキーさんは

「ダンスナンバーだから皆立とうよ!」

と促す。

僕を含め、まるで体育館での全体集会のようにダラダラとみんな立ち上がる(笑)

これめっちゃいい曲だったなー。

ライブ見ててこのブログ読んでくれた方、もし知ってたら曲名教えて下さい。

ピアノ、ドラム、ギターボーカルの気持ちいいセッションで木々に囲まれ身体を揺らした。

こりゃあいいですなあ。ちょっとクセになりそう。

あっという間に曲は終わり、一抹の不安を抱えた。このまま立ち続けるのか…?

するとすかさずマイキーさんは

「あ、座ってもらって大丈夫です。」

と丁寧に着席を促してくれた。ありがとうございます。

 

本題、コロナ禍のフェスとは。

途中のトークでは、主催者代表の方がこのご時世でのフェスの在り方についてお話されていた。

このご時世でこのイベントに来るなんて、よっぽどのフェス好きなんでしょ?
というようなお話ぶりだったが、ここにフェス童貞が紛れていましたよ。

 

フェスなのにこうしてキレイに椅子が並べられて、皆さんきちんと座って、節度を持って静かに聴き入っている状況はちょっと異様なのだそうだ。

個人的には正直このスタイルがめちゃめちゃちょうどいい。

フェス好きな方にとってはさぞお辛い状況なのだろうが、生音でも静かに座って聴き入りたい僕にとってはそれはそれは心地よい環境だった。


踊りたい方はその場で立ち上がって踊ってくださいね、なんてアナウンスがしきりにあったが、椅子の前で立ち上がって踊っている人は一人もいなかった(笑)

もちろん泥酔してる人なんかも全く見かけなかった。

 

昨日の記事で同主催者が開催した別のフェスではルールを守らない一部の方がいたそうだが、これ多分アーティストの曲調とそのアーティストを囲っているファン層にかなり左右されると思う。

tyome-tyome.hatenablog.com

今日の出演者の中に席を立ち上がって前で騒ぎ立てるような曲を歌うアーティストは一人もいなかったし、ましてや前に詰め寄る人なんか一人もいなかった。

今後僕がこのご時世でフェスというものに参加するか否かは、この点がかなりの判断基準になると思う。

別にそういう曲を演奏するアーティストが悪いだとかそういう事ではなくて、世の中には好きなアーティストの曲を聴いて、大きな声を出して盛り上がるのが楽しいと感じる人達もいる。

実際野球観戦なんかもそうだけど、お酒飲んで仲のいい人たちと騒ぐのってめちゃめちゃ楽しいからね。

 

「個人の判断」というのはとても難しくて、

「コロナになんか感染したっていいから騒ぎたいぜ!!」

っていうのも個人の判断になるわけだ。極論だけど。

でもそうさせない為にライブの細かいガイドラインがあって、主催者が

 

参加者のみなさんの意識改革、成長、行動変容が必要です。

 

って一生懸命呼びかけてるんだなーとしみじみ思った。

今日のお客さん達は、皆さん本当にガイドラインを守ってお行儀の良い方達ばかりだったと思う。

 

ただ一点、僕席を立つ前と後にアルコールスプレーを椅子に振りかけていたのだけど(ガイドラインに書いてあったような気がするからやってた)なんかめちゃめちゃ潔癖症の人みたいな目で見られてたのがすげえ嫌だった。
いやどうせ思い込みなんだろうけどさ。やってる人ほとんどいなかったじゃん…。

まあ見られるのはしょうがないか。

 

今後のフェス事情

主催者の印象的な話といえば、今後のフェス事情だ。

現状、このライブフォレストは上限200名としているが、本日の入数は200に及ばないらしい。関係者を入れて200にいくかどうかというレベルだそうだ。

今週頭くらいからチケットが全然売れてないので皆さん買ってくださいという運営からの切実なツイートが印象的だった。

今後もこのような小規模のフェスを開催していくには、最低でも200名はお客さんが来ないと継続していくことは難しいのだという。

ツイッターで#ライブフォレストを検索すると、参加しようかどうか悩んだ結果、現地には赴かない方は結構いらっしゃった印象だ。事情はそれぞれあるのだろう。

個人の判断ってやつだ。

もし参加しようか悩んでいる方がこのブログを読んでいたら、是非足を運んでほしいと思う。

新時代のフェス、参加者の意識レベルは相当高い。

きっとこれが今出来うる最善の「持続可能な音楽祭」のカタチなのだと思う。

 

次回予告

NakamuraEmiさんのライブはそれはそれは良かった。

感想は明日一日かけて噛み締めながら文字に起こそうと思う。

 

最後に、会場内で売っていた煮干しラーメン。700円。

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これほんとめちゃめちゃ美味かった。

gonokamiseisakusho.com

明日行く人絶対食べたほうがいい。
山の中でこんな美味いラーメン食べれるなんて思ってもいなかった。

提供時間がちょっと長いな~なんて思ってたけど、本当に一杯一杯丁寧に作っていたからだと思う。

しかもそのほんのちょっと長かったお陰で飛び上がるくらい嬉しいこともあったし。

それは明日興奮しながら書こうと思う。

五ノ神S/Sさん、本当にありがとうございました。

近々お店にも足を運ぼうと思います。

 

初めてのフェス、控えめに言って最高でした。

フェス童貞をライブフォレストに捧げられて良かったです。

 

 

初めてお越しいただいた方、ここまでお読みくださりありがとうございます。
そして僕はこんな人間です。

是非この記事もお読みいただけたら嬉しいです。

tyome-tyome.hatenablog.com